ike_log/全国200軒のオムライスを食べた男のグルメログ

オムライスをこよなく愛する男のグルメ記録🍽

【IKElogのグルメ巡り(第73話)】つかんと七洋軒P.O.@六本木

店舗情報↓
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【店名】
つかんと七洋軒P.O.
【営業時間】
[ランチ]
11:30〜15:00(LO14:30)
[ディナー]
18:00〜23:00(フードLO22:00/ドリンクLO22:30)
定休日:日
【アクセス】
東京メトロ日比谷線 六本木駅2番出口より徒歩8分
都営地下鉄大江戸線 六本木駅4b出口より徒歩12分
東京メトロ千代田線 乃木坂駅より徒歩9分
【予算】
5,000〜6,000円/人(ディナー)
【オススメ利用シーン】
一人・デート・友人/知人/職場の人との利用
【食べログ評価(訪問日時点)】
⭐️3.61
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☆オススメポイント☆
①「つかんと」と「atirom Tokyo」がコラボした、2024年3月までの期間限定ビストロ
②数々の名店での経験を経た、シェフ「高橋 七洋」氏による、「東京食体験」を楽しめる

「進化したオムライス フレッシュトマトソース(1,650円)」

是非〆として注文して欲しいというお店からの想いを受けて、〆に注文したこちらのオムライス。

運ばれてきた瞬間から気を引かれるのは、たっぷりのオムライスの上に乗せられたハーブ類から漂う爽やかな香り。

オムレツは、
外側は火が通り、内側はまだ半熟な仕上がりのもので、厚みも結構しっかりとあるので、卵の量も多め。
バターの香りを感じる、主張のしっかりとしたタイプのもので、卵に大葉のような何かしらのハーブが混ぜ込まれてものであった。

ライスは、
やや柔らかめで、しっとりとした水分多めのケチャップライス。
ただ、ケチャップの味わいというよりは、バターの味わいの方が強めで、結構しっかり目のガツンとした味わい。
具材自体は鶏肉だけ。

そして特徴的だったのがこのソース。
フレッシュトマトベースのサラサラソースで、水分量の多いもの。
酸味が強めで、ハーブも混ざっており、ピクルスの様な味わいだった。
水分量が多い理由としては、これがライスと混ざり合い、リゾットの様にしてかきこめるようにという想いを込めているそうで、まさにこの辺りは〆を想定している。

オムレツやライスがしっかり目に味付けされているので、やや濃いのかと思いきや、ミントやパセリ、ディルといった、爽快系のたっぷりハーブや、フレッシュな酸味強めなトマトソースと共にいただくと、不思議とさっぱりと頂ける。
やはり〆にオススメしたいオムライスである。

「とんかつ(ヒレ)(1,210円)」

やはり「つかんと」さんで欠かせないのはとんかつ。
とんかつメニューは、こちらのヒレ、そしてロース、さらにはカツ丼までご用意されている。
今回は一番人気のヒレのとんかつを注文した。

登場したのは、なんとも美しいピンク色をしたとんかつ。
中心部が赤い様に思えるかもしれないが、低温調理をしてから揚げているため、問題なく食べられる。

ヒレはとにかく柔らかさが特徴的で、ふわふわという表現が当てはまるほどのもので、低温調理しているためか、揚げていても肉の旨味が逃げておらず、甘みがとても強く感じられる。


ソースとしては、特にオススメの食べ方が、
・甘口醤油×辛子
八丁味噌×柚子胡椒
・広島の藻塩×オリーブオイル
で、特に最後の食べ方は、肉の旨味にしっかり集中できるので、オススメである。

「デミチーズハンバーグ 90g(990円)」

こちらも人気の高い、ハンバーグにチーズを溶かしかけた一品。

ハンバーグからは、少し力を加えただけで、肉汁が溢れ出すほどで、かなりジューシーな仕上がりとなっている。

ややレアで仕上げられており、肉の甘みをしっかり感じられる。
また、デミグラスソースはやや粘度の低いサラッとしたタイプで、これが苦味と甘みのバランスのいいもので、肉汁と混ざり合うとより一層旨味が強調される様に感じた。

今回は90gにしたが、1人でペロリと平らげられる大きさなので、2人なら150gの方がオススメ。

「紅茶プリン(660円)」
「富士山カヌレ(440円)」

紅茶プリンは、
柔らかく、なめらかタイプのプリンで、ミルクの感じがしっかりとする、まろやかな味わいのもの。
後味には紅茶の香りが鼻を突き抜けていき、心地よい。
カラメルソースは、かなりサラサラとしたもので、紅茶の味わいを邪魔しない程度の、ほんのりとした苦味だった。

富士山カヌレは、
「TIRPSE」と「atirom Tokyo」が販売しているオリジナルスイーツで、お取り寄せか、羽田空港、そしてこの店舗でのみ手に入れる事ができる。

生地がかなり特徴的なのだが、これにはなんと酒粕が利用されており、香りつけにも芋焼酎「山ねこ」が利用されるなど、日本的なエッセンスをふんだんに使った、まさにジャパニーズ・カヌレ

【まとめ】
六本木通りを西麻布方面に進み、西麻布郵便局があるところの道を中に入ったところに現れる、「つかんと七洋軒P.O.」さん。

こちら、元々旧西麻布郵便局の跡地にオープンしたお店だそうで、ATMのスペースや、郵便局らしいポスターなどが貼られていたりと、郵便局の名残が至る所から感じられる。

こちらのお店は、世界最速でミシュラン一つ星を獲得した「TIRPSE」のオーナー「大橋 直誉」氏が展開している人気とんかつ店虎ノ門つかんと」と、住所非公開で、大きな注目を集めている「atirom Tokyo」の料理長「高橋 七洋」氏がタッグを組んでオープンさせたお店で、料理長の「高橋 七洋」氏は、かつて洋食店の老舗御茶ノ水「小川軒」や、銀座「シノワ」、神楽坂「NK」などを経た、言わずと知れた有名シェフ。
そんなシェフによる和食・洋食・フレンチの要素を融合した「東京料理」をカジュアルに楽しめるのが特徴。

この日は平日の19:30に予約をして訪問。

店内は基本的にはカウンターとテーブル、そして予約限定にはなるが、ATMスペースを活用した個室もあるのだとか。

ちなみにこちらのお店は2024年2〜3月ごろまでの期間限定店舗であり、営業は残り半年ちょっとなので、まだ未訪問の方はお急ぎを。

【IKElogのグルメ巡り(第72話)】Bistro Dublin@根津

店舗情報↓
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【店名】
Bistro Dublin(ダブリン)
【営業時間】
[火〜金]
17:30〜22:00
[土・祝]
11:30〜14:00
17:00〜22:00
[日]
11:30〜15:30
定休日:月
【アクセス】
東京メトロ千代田線 根津駅2番出口より徒歩3分
【予算】
1,000〜2,000円/人(ランチ)
【オススメ利用シーン】
一人・デート・友人/知人との利用
【食べログ評価(訪問日時点)】
⭐️3.07
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☆オススメポイント☆
①きめ細やかで、美しすぎる表面のオムレツ
②クオリティ・ボリューム共に満足のオムライスが1,000円という、素晴らしいコスパ

「オムライス(1,000円)」
※スープ付

オムライスはケチャップとデミグラスソースどちらかを選択可能。
非常に迷ったが、今回は「洋食タケル」さんの時には注文していなかった、デミグラスソースをチョイス。

登場したのは、「洋食タケル」さんの時と同様に、とてもきめ細やかで、ツヤ感すら感じるほどの、とても美しいオムレツのオムライス。

オムレツは、
ややよく焼きで、内側は少しまだ半熟感の残るくらいの火の通り方で、厚みも感じられるほどの卵の量。
ほんのりと甘いのも印象的。

ライスは、
水分少なめ、やや固めな、パラっとしたケチャップライスで、ケチャップ感は弱めで、代わりにバターの香りはしっかりと感じる、ピラフ仕様のライス。
具材は、チキン、ピーマン、しめじのようなきのことなっており、1,000円という価格のオムライスにしては、しっかり目に具材も入っていたという印象。

そしてデミグラスソースは、
粘度の高いドロりとしたもので、やや甘めの王道スタイル。
誰しもに好まれるような味わいで、厚みのあるオムレツの卵の味わいとも相性が良い。

非常に高いクオリティと、満足感もあるちょうどいいサイズ感のボリューム、そしてスープも付いて1,000円はかなりコスパが良いと感じた。

ちなみに、同行者はケチャップを注文されていたのだが、ビジュアルにおいてはやはりケチャップに軍配が上がるかもしれない。

【まとめ】
根津駅降りてすぐ近くにある、洋食ビストロ「Bistro Dublin」さん。

こちらは、2022年10月にオープンしたお店なのだが、実はそれ以前も同じ場所、そしてほとんど同じ内装で、「洋食タケル」として営業をされていた。
その「洋食タケル」さん時代に1度訪問させていただいており、その際に頂いたオムライスの美しさに感動し、リニューアルオープン後、初訪問させていただいた。

 

ランチ時のメニューのラインナップはおそらくほとんど変わっておらず、オムライスとハンバーグのみ。
オムライスについても、変わらない美しさで、さすがの一言だった。
ちなみにディナータイムはしっかりビストロとして営業。
ワインに合うような洋風のおつまみを多数取り揃えている様子だった。

 

この日は日曜日の12:00に予約をして訪問。
店内は満席で、予約をしていなければ入れなかっただろう。
その後も13:00くらいまではずっと満席だったので、人気の高さが伺える。

人気の谷根千エリア散策の際のランチ候補として検討してみてはいかがだろうか。

【IKElogのグルメ巡り(第71話)】でみぐら亭@静岡

店舗情報↓
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【店名】
でみぐら亭
【営業時間】
[月・木・金]
11:00〜15:00
18:00〜22:00
[土・日・祝]
11:00〜15:00
17:00〜22:00
定休日:火・水(祝日の場合は営業)
【アクセス】
静鉄バス水梨東高線 沓谷三丁目駅降りてすぐ
JR東海道本線 東静岡駅北口より車で15分
静岡鉄道静岡清水線 長沼駅より徒歩20分
【予算】
1,000〜2,000円/人(ランチ)
【オススメ利用シーン】
一人・友人/知人との利用
【食べログ評価(訪問日時点)】
⭐️3.35
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☆オススメポイント☆
①元「たいめいけん」のシェフが送る、ボリューム満点オムライス
②サラダ・ドリンクが付いて1,155円という、コスパの良さ

「オムライス(1,155円)」
「たんぽぽオムライス(1,155円)」

※サラダ・ドリンク付

オムライス系のメニューは、
・ケチャップオムライス
・チーズミートオムライス
・デミグラスソースオムライス
・下町オムライス
・たんぽぽオムライス
・オムハヤシ
オムカレー
の7種類。
今回はスタンダードなケチャップオムライスと、元「たいめいけん」さんでシェフをされていた方が作っているということもあり、たんぽぽオムライスをチョイスした。

ケチャップオムライスは、
非常に美しい見た目で、何よりかなり大きなサイズ感。
以前新宿タカシマヤのイートインスペースで「たいめいけん」さんのオムライスをいただいたが、その2倍くらいはありそうな量である。

オムレツは外側は固まり、内側は半熟の仕上がりのもので、結構厚みもあり、卵の量はかなり多め。
味わいはバターを感じるクリーミーなものだが、それほど塩気や甘さは感じなかった。

ライスはやや固めで水分もやや多めなケチャップライスで、ケチャップ感はそれほど強くない。
具材はベーコンと玉ねぎのみだが、どこを食べても具材に出会えるので、結構な量が入っているかと。

一方のたんぽぽオムライスの方は、
オムレツはいわゆる「パッカン系」で、トロトロな半熟タイプ。

スタンダードなケチャップオムライスのオムレツよりも、少し塩気が強く感じ、オムレツだけでも美味しいと感じるもの。
そのせいもあってか、何故かライスが少しあっさり目に感じられた。
ただ、ボリュームがかなりあり、終盤はオムレツが少しくどいと感じられたので、そこだけは難点かと。

どちらもかなり大きめのオムライスで、一般的なお店のものの1.5〜2倍程度の量。
ここにさらに「たいめいけん」さんでも見かけるコールスローサラダと、ドリンクまで付いて、均一1,155円というのはかなりのコスパ
満足度はかなり高い。

【まとめ】
静岡市葵区沓谷三丁目エリア、近くには静岡市立高校もある場所で、可愛い黄色い一軒家のような店舗で営業する「でみぐら亭」さん。

こちらはあの有名洋食店、東京日本橋たいめいけん」さんで腕をふるった方がシェフをされているお店で、オムライスが有名。

もちろんオムライスだけではなく、ハンバーグやカレーなどの、王道洋食メニューも取り揃えている。

今回のオムライスを見て感じたのは、「たいめいけん」さんのクオリティと同様のオムライスが、ボリューミーになってかなりお安く提供されているという点。
静岡の電車の最寄駅も遠い場所ということもあるかもしれないが、この価格帯はかなりお安い。

今回は休日の14:30という少し遅めのランチタイムに訪問し、店内は3組ほど。
内観は非常に綺麗で、古き良き西洋チックな雰囲気。

ちなみにランチタイムディナータイム問わず、ランチタイムメニューが楽しめるのはお得。
そして11:30までに訪問すれば、なんと価格が10%OFFに。
これ以上安くなると、とんでもなく良いコストパフォーマンスになってしまう。

都内の方が気軽に行くことは難しいかもしれないが、洋食好き、オムライス好きなら旅行の際の候補としてチェックしてみる価値のあるお店である。

【IKElogのグルメ巡り(第70話)】むさしや@新橋

店舗情報↓
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【店名】
むさしや
【営業時間】
[月〜金]
10:30〜20:30
[土]
11:00〜16:00
定休日:日・祝
【アクセス】
JR各線 新橋駅烏森口・日比谷口より徒歩1分
東京メトロ銀座線 新橋駅より徒歩3分
都営地下鉄浅草線 新橋駅より徒歩3分
【予算】
1,000〜2,000円/人(ディナー)
【オススメ利用シーン】
一人・友人/職場の人との利用
【食べログ評価(投稿日時点)】
⭐️3.49(洋食百名店2022)
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☆オススメポイント☆
①バターが香る、濃厚な味わいのライスを楽しめるオムライス
②旨い・安い・速いを体現した、男性人気も納得の営業スタイル

「オムドライ(1000円)」
※味噌汁付

今回は2回目の訪問だったので、定番で人気No.1のオムライスではなく、前回気になったままになっていたオムドライを注文。

オムレツは、
オムライス同様に非常に薄いよく焼きタイプで、まさに昔ながらスタイルの仕上がり。
味わいあシンプルだが、心なしかオムライスの方のオムレツと比べると、少しばかり胡椒が効いているような気もした。
逆にオムライスのオムレツは少し甘みも感じた記憶もある。

ライスは、
メニュー名にもある通り、ドライカレーとなっており、やや柔らかめのお米がパラパラになるまで炒められたものとなっている。
カレーの風味が特別に強いわけではないが、辛味はしっかりと感じるもの。
そして「むさしや」さんの特徴と言っても過言ではないのが、バターの香り。
通常のオムライスはかなりしっかりとしたバターの香りを感じるものだが、オムドライのドライカレーもバターをしっかりと感じられる。
個人的には、オムライスよりもスパイシーさがあるので、バターのまろやかさがよく合い、こちらの方が好きかもしれない。
具材は、パプリカや挽肉で、一般的なドライカレーといったところか。
この挽肉も辛味のオアシスと化していた。

オムライス系のメニューは全般的にプレート形式となっており、メインの他に、懐かしい味わいのたっぷりのナポリタンに、たっぷりの千切りキャベツが乗せられており、以前より値上がりしているものの、それでも非常にコスパは良い方。

 

オムライス、オムドライと制覇したので、次回は第三のオムライス系メニューである「オムメキシカン」にチャレンジしてみたい。

【まとめ】
新橋駅前にある「ニュー新橋ビル」。
こちら平日はサラリーマンで賑わうエリアで、多くの金券ショップが立ち並ぶことでも有名だが、そんな金券ショップ通りを抜けたところにあるのが、1885年(明治18年)創業、まだ新橋にSLが走っていた頃から続く超老舗店舗がこちらの「むさしや」さんである。

なんでもここの店主の方は現在5代目だそうで、初代から続く屋号を引き継いでいるのだそう。

この日は平日の18:50に訪問。
少し早かったということもあり、行列は1組のみだったため、10分と待たず着席できた。
そして着席から1〜2分で着丼。
この速さには感服である。
ただ、この後徐々に行列ができていき、退店するころには10組ほどの行列ができていた。
さすがは人気店である。

メニューはオムライスの他にも、パスタやハンバーグもあるが、注文されているほとんどがオムライスの様子だった。

旨い・安い・速いを体現したお店で、新橋のサラリーマンにあドストライクでハマり続けている、伝統のお店だった。

【IKElogのグルメ巡り(第69話)】かつれつ四谷たけだ@四谷

店舗情報↓
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【店名】
かつれつ四谷たけだ
【営業時間】
[平日]
11:00〜15:00
17:00〜21:00
[土]
11:00〜15:00
定休日:日・祝
【アクセス】
東京メトロ南北線 四ツ谷駅2番出口より徒歩1分
JR中央・総武線 四ツ谷駅四ツ谷口より徒歩2分
東京メトロ丸ノ内線 四ツ谷駅1番出口より徒歩3分
【予算】
1,000〜2,000円/人(ランチ)
【オススメ利用シーン】
一人・友人/職場の人とのご飯
【食べログ評価(投稿日時点)】
⭐️3.68(定食百名店2021)
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☆オススメポイント☆
①「牡蠣バター」で有名な、行列必至の超人気定食屋
②かつての人気洋食店エリーゼ」のメニューが期間限定で復活

「オムライス(1,000円)」
※サラダ付

エリーゼ」復刻メニューから、こちらのオムライスを注文。
5〜6分ほどで運ばれて来たのは、テカテカと輝くようなオムレツが印象的な王道スタイルのオムライス。

オムレツは、
艶やかな表面をした美しいもので、よく焼きのやや薄めのもの。
ほんのりと塩気を感じるが、基本的にはシンプルな味わい。

ライスは、
固め水分少なめのもので、ほんのりとケチャップは感じるが、ほぼ無いに等しい。
ベースはバターと黒胡椒が効いたバターライスで、パラパラとした感じはピラフのよう。
具材はベーコン、玉ねぎ、マッシュルームで、これらがかなりたくさん入っているので、満足度はかなり高い。
このライスが、ケチャップと口の中で合わさることで、バターライスが1段階進化し、これまた美味しいケチャップライスへと変貌する。

昔ながらの王道スタイルではあるが、バターライススタイルのケチャップオムライスはあまり経験がないので、私的には唯一無二の味わいだった。

これがもし濃いめのケチャップライスだったとすれば、少しくどいと感じるところなので、ここは流石の工夫である。

ボリューム感もしっかりあり、具材も豊富でありながら、この価格はかなりコスパが良いと感じた。

【まとめ】
四ツ谷駅を降りたところにある、飲食店の立ち並ぶ「しんみち通り」入ったすぐのところにある、定食屋「かつれつ四谷たけだ」さん。

こちらのお店は、冬場に提供される「牡蠣バター」が有名で、常に行列が絶えないことで有名。

そんなこちらのお店は、2011年の9月にオープンしたのだが、同じ場所にあったのが、1970年創業の「エリーゼ」さん。
かつては非常に人気の高い洋食店であったため、洋食好きの間では有名なお店だったが、創業者の孫である、店主の「竹田 匡友己」氏が、大好きな揚げ物のお店を開きたいという想いから、引き継いでいた「エリーゼ」を畳み、跡地に「かつれつ四谷たけだ」を開店したという歴史がある。

そんな「エリーゼ」のメニューが、なんと期間限定で復活するということから、注目を浴びていた。

この日は平日の14:00に訪問。
店内はほぼ満席で、私が入店したことで満席となった。
店内はカウンター9席に、2名掛けテーブル2卓とそれほど大きくはないが、提供スピードは早いため、回転率は高めかと。

店内にはかつての「エリーゼ」を開店した時の四谷の写真や、数々の著名人のサインなど、待っている間も楽しめる要素が豊富だった。

今回期間限定で復活中の「エリーゼ」のメニューは、9月末までを予定しているそうなので、ぜひそれまでの間に足を運んでみて欲しい。

【IKElogのグルメ巡り(第68話)】イル ジェンティーレ@恵比寿

店舗情報↓
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【店名】
イル ジェンティー
【営業時間】
[ランチ(火〜木)]
11:30〜15:00(LO14:30)
[ディナー]
18:00〜24:00(LO22:00)
定休日:日・第二月
【アクセス】
東京メトロ日比谷線 恵比寿駅5番出口より徒歩2分
JR各線 恵比寿駅西口より徒歩3分
【予算】
1,000〜2,000円/人(ランチ)
【オススメ利用シーン】
デート・友人/知人/職場の人との利用・歓送迎会
【食べログ評価(投稿日時点)】
⭐️3.26
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☆オススメポイント☆
①トロトロ卵と胡椒の効いたバターライスが相性抜群なランチ限定オムライス
②サラダバーでは自家製ドレッシングが楽しめる

「とろとろオムライス(1,300円)」
※サラダバー付

オムライスは2種類。
定番の自家製赤ワインソースか、週替わりソース。
この日の週替わりソースはクラムチャウダーソースだった。
今回は定番の自家製赤ワインソースをチョイス。

オムレツは、
メニュー名通りトロトロの半熟タイプで、やや厚みもある。
ほんのりと甘く、かつ塩気も感じるもので、単体でも美味しいと感じる味わい。

ライスは、
やや固めで水分少なめに仕上げられたバターライス。
具材は入っていないが、胡椒はたっぷりと入っており、スパイシーに感じるほど。

そして何より美味しかったのは自家製の赤ワインソース。
サラッとした粘度低めなソースで、赤ワインの香りがギュッと凝縮されている。
味のベースは酸味だが、ほんのりと甘味も感じるもので、胡椒の効いたバターライスとの相性は良い。

オムレツ、ライス、ソースのバランスが取れた、シンプルだが完成度の高いオムライスだった。

ちなみにランチタイムはサラダバーが無料となっており、フレッシュな新鮮野菜や、自家製の野菜系のおかずまで用意がある。

特にこの日はナスの煮浸しが非常に美味しく、何度もお代わりしたくなるほど。

また、それにかけるドレッシングも自家製で、
・オニオンドレッシング
・マヨネーズドレッシング
・ニンジンドレッシング
の3種のご用意があったが、どれも本格的かつ非常に美味しく、これだけでも価値がある。

恵比寿のアクセスのいいエリアで、かつメインにサラダバーがついて、1,300円というのはかなりコスパがいい。

【まとめ】
恵比寿駅を出て、恵比寿公園方面に進んだところにある、ワインバー「イル ジェンティーレ」さん。

こちらは2014年2月にオープンして以降、隠れ家バーとして長らく影響を続けてきたお店である。

この日は平日のランチタイムの12:10ごろに訪問。

店内はお客さんはおらず、我々が1組目のような雰囲気だった。
しかしながら12:30を超えると、一気にお客さんは増えていき、気づけば満席。
常連の方が多い様子で、やはり人気は高そう。
ランチタイムは予約不可なので、早めの時間の訪問がオススメ。

ランチタイムのコスパの良さはオススメできるレベルで、店内の雰囲気も良さそうだったので、ディナータイムのワインバーとしての利用も良さそう。
お店自体がそれほど多くないので、貸切会なんかもしやすいかと。

【IKElogのグルメ巡り(第67話)】ライオン食堂@博多

店舗情報↓
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【店名】
ライオン食堂
【営業時間】
[月〜土]
11:00〜16:00(LO15:30)
18:00〜22:00(LO21:30)
[日・祝]
11:00〜16:00(LO15:30)
定休日:水・不定休(公式Instagramアカウントにて確認)
【アクセス】
福岡市営地下鉄 赤坂駅より徒歩5分
【予算】
1,000〜2,000円/人(ランチ)
※現金のみ
【オススメ利用シーン】
デート・家族/友人/知人/職場の人との利用・旅行
【食べログ評価(投稿日時点)】
⭐️3.32
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☆オススメポイント☆
①ぷるぷるトロトロの、ボリューム満点オムレツ
②小鉢やサラダ、ドリンクがセットで1,080円というコスパの良さ

「オムライスセット(1,080円)」
※サラダ・ドリンク・スープ・小鉢付

まずはこちらのお店の特徴とも言える、とても分厚く、ぷるぷると揺れるオムレツ。

ふわふわの半熟タイプで、真ん中に切れ込みを入れて開く、いわゆる「パッカン系」、「花咲オムライス」。
味わいはとてもシンプルだが、見た目通り卵の量はかなり多めで、卵3個以上は利用しているかと。

ライスは、
やや柔らかめで水分少なめなケチャップライス。
ケチャップ感はそれほど強くないが、バターのような香りはしっかりと感じられるタイプ。
具材はハムと玉ねぎだった。

ソースは、
粘度高めのドロっとした濃厚デミグラスソース。
チョコレートのような甘味と苦味が共存したもので、時折酸味も感じる。
ソース自体の味がしっかりしているので、オムレツやケチャップの味わいがそれほど濃くないことに納得。
特にオムレツは卵のシンプルな味わいなので、濃厚なデミグラスソースとは相性がいいと感じる。

オムライスセットには、メインとなるオムライスの他にも、スープ、サラダ、小鉢、漬物、そしてなんとドリンクまでついており、これだけついて1,080円というのはやはり破格のコスパ
このクオリティ、このボリュームなら、都内だとまずあり得ない価格だろう。

【まとめ】
博多の赤坂駅近く、福岡城跡や福岡市立中央体育館の裏側にあるお店「ライオン食堂」さん。

以前3年前の2020年に一度訪問しており、その際にそのコスパの良さに感動した記憶を頼りに再訪した。

この日は休日の11:40に訪問。

店内は満席で、店外に1組の行列が出来ていた。
以前も人気だったが、ぷるぷるオムライスがさらに人気を博しているそうで、今ではかなりの人気店となっており、正直休日で1組待ちというのも奇跡的だった様子。

シェフ1人、ホールの方1人の2名体制でお店を切り盛りされているため、少人数の行列でも1時間待ちはザラにあるそうだが、今回は20分ほどの待ち時間で入店することができた。

約3年ぶりの訪問となり、世間的な物価なども高騰しているにもかかわらず、やはりこちらのコスパはかなり素晴らしい。

ランチメニューはオムライスだけでなく、カレーやポロネーゼなどもある様子で、それらにもセットがついて1,100円台とかなり良いコスパ
ディナーのオムライスが付いた飲み放題付きコースも3,800円とお安い。

遠くから旅行できた際にも訪れてほしい、福岡最強コスパオムライスだった。