ike_log/全国200軒のオムライスを食べた男のグルメログ

オムライスをこよなく愛する男のグルメ記録🍽

【IKElogのグルメ巡り(第80話)】たいめいけん@日本橋

店舗情報↓
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【店名】
たいめいけん
【営業時間】
<1階>
[火〜金]
11:00〜21:00(LO20:30)
[日・祝]
11:00〜20:00(LO19:30)
<2階>
11:30〜15:00(LO14:30)
17:00〜21:00(LO20:00)
定休日:月・日(2階のみ)
【アクセス】
東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅B6出口より徒歩3分
東京メトロ浅草線東西線都営地下鉄浅草線 日本橋駅B12出口より徒歩5分
【予算】
2,000〜3,000円/人(ディナー)
【オススメ利用シーン】
一人・デート・友人/知人/職場の人との利用
【食べログ評価(投稿日時点)】
⭐️3.49
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☆オススメポイント☆
①創業100年近くの、老舗超有名洋食店
②花が開くような「たんぽぽオムライス」

タンポポオムライス(1,950円)」
ボルシチ(50円)」
コールスロー(50円)」

たいめいけん」さんの名物料理となっている、こちらの「タンポポオムライス」。

まるでタンポポのように花開く様子に着想を得て名付けられたと言われているのだが、そのアイデアを出したのが、メニュー表にも書いている故「伊丹 十三」氏。
映画監督である「伊丹」氏が「たいめいけん」さんとタッグを組んで生み出されたオムライスなのだそう。

オムレツは、
真ん中を切り開く、いわゆるパッカン系で、中はトロトロの半熟タイプ。
ほんのりと塩気も感じるが、シンプルな卵の味わいが強い。
卵の量はかなり多いと感じ、恐らく3〜4個以上使用されているのでは。

ライスは、
やや固め、水分もやや多いケチャップライスで、具材は鶏肉、グリーンピース、マッシュルーム。
ケチャップ感は普通だが、それよりもバターの香りをしっかりと感じる事ができるタイプのライスだった。

ケチャップはやや甘めタイプだったため、シンプルなオムレツの味わいと相性がいい。

また、「たいめいけん」さんの中でも一際リーズナブルなのが、ロシア名物「ボルシチ」と「コールスローサラダ」。
特に「ボルシチ」は、ほんのりと魚介出汁のような味わいを感じ、結構満足度もあるボリューム。
これが50円というのは、頼まない理由はないのでは。

「オムハヤシ(2,100円)」

オムレツは、
タンポポオムライス」に比べてやや半熟感が強めな仕上がり。

ライスは、
やや固め、水分多めなタイプで、「タンポポオムライス」よりもケチャップ感が強く、しっかりとした味わいを感じる。
恐らくハヤシソースの強めな味わいに負けないようにだろう。
具材もハヤシソースの方に多めに入ってるためか、ベーコンのみである。

ハヤシソースは、
たっぷりのトロトロ牛肉と、玉ねぎ、マッシュルーム。
結構ビターな味わいだが、しっかり味わうと甘さも感じる。
このビターな味わいが、オムレツの甘さと相性良い。

こちらもかなりオムレツが大きく、かつハヤシソースもボリューミーなので、お腹いっぱいになること間違い無しである。

【まとめ】

言わずと知れた、洋食界の超有名店「たいめいけん」さん。

最近では、3代目のシェフである「茂出木 浩司」氏がよくメディアなどに出演されており、コンビニなどの有名チェーン店とも積極的にコラボなどをされており、知名度はますます上昇中である。

そんなこちらの創業はなんと昭和6年で、間も無く100年が経とうとしている老舗中の老舗である。
以前は日本橋新川に店舗を構えていたが、令和3年の4月からは今の場所で営業を続けている。

店舗は1階と2階に分かれており、1階ではリーズナブルな価格で普段使いできるメニューが揃っており、2階では少しフォーマルに、やや高価格帯なメニューを頂ける。
シーンに合わせて使い分けできるのも嬉しい。

この日は土曜の19:00ごろに訪問。
店内はほぼ満席で、やはり人気は高く、以前ランチタイムに訪問した際には行列のあまり断念した過去もあるので、予約ができない1階は多少の待ち時間が発生する可能性もある。
2階は予約も可能なので、時間に余裕のない方は2階がおすすめ。

各地に展開しているが、やはり本店は一味違う。
オリジナルの味わいを体験してみてほしい。