ike_log/全国200軒のオムライスを食べた男のグルメログ

オムライスをこよなく愛する男のグルメ記録🍽

【IKElogのグルメ巡り(第15話)】黒船亭@上野

店舗情報↓
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【店名】
黒船亭
【営業時間】
11:30〜21:45(LO21:00)
定休日:年中無休
【アクセス】
京成本線 京成上野駅より徒歩2分
東京メトロ銀座線 上野広小路駅より徒歩3分
JR各線 上野駅不忍口より徒歩5分
【予算】
2,000〜3,000円/人(ランチ)
【オススメ利用シーン】
デート・友人とのご飯・会食・接待
【食べログ評価(投稿日時点)】
⭐️3.55(洋食百名店2022)
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☆オススメポイント☆
①ブイヨンで炊き上げた、バター香るパラパラの特製チキンライス
②かつてはジョンレノンとオノヨーコ夫妻も訪れた、1902年創業の歴史的洋食店

「オムライス ハーフ(850円)」

オムライスはハーフサイズを注文。
見た目はまさに王道のケチャップオムライスといったところで、オムレツのきめ細やかさが、美味しさを物語っているかのよう。

そんな艶やかなオムレツはややよく焼き、厚めのタイプで、バターをふんわりと感じる。

 

そして特徴的だったのがチキンライス。
水分が非常に少なく、パラパラとした仕上がりと固めのチキンライスで、オムレツを開けた瞬間に香るほどのバターの香りが印象的。
またブイヨンで炊き上げているそうで、風味が豊かさは他のオムライスとは一線を画している。
具材は鶏肉に玉ねぎ、マッシュルーム、にんじん、そして中央部に大きな海老。
具材の多さにも驚かされた。

ケチャップも個人的にはお気に入りで、通常のケチャップよりも酸味が少なく、甘味があるためか多くかけても嫌な感じがしない。

ハーフサイズではあるが、ボリューム感もそこそこあるので、色々頼みたい方にはハーフサイズがオススメ。

「ハヤシライス ハーフ(990円)」


「黒船亭」さんは1週間煮込んで作る特製デミグラスソースが人気だそうで、そのデミグラスソースを使ったメニューの中からハヤシライスのハーフサイズを注文。

出てきたのは老舗洋食店によくある黒く濃いハヤシライスとは異なり、茶色が強い懐かしいタイプのハヤシソース。

見た目通りマイルドな味わいで、トマトがやや強いためか、甘味がある。
万人受けする味わいであった。

 

具材も豊富で、玉ねぎやマッシュルーム、そしてかなり大きなサイズの牛肉がたっぷりと入っており、この牛肉がトロトロに煮込まれていて絶品の一言。

ハーフサイズでも他店の1人前くらいの満足度はあるので、もしシェアできるならこちらも注文することをオススメする。

「本日のポタージュスープ ハーフ(455円)」
「Cセット(1,130円)」

本日のポタージュは「かぼちゃのポタージュ」。
甘みのあるかぼちゃがしっかり溶け出したポタージュで、濃厚。
ハーフサイズではあるが、1人で楽しむなら十分すぎるサイズ感。

そして今回はオムライスをメインで頼んだが、それに追加でCセットを注文。
Cセットはサラダとドリンク、そしてデザートがついたもので、特に感動したのがデザート。

単品でも注文可能な「ラ・レーヌ」という特製クリームブリュレがデザートとしてついているのだが、これがかなりの絶品。
カリカリの表面にスプーン入れると、中からはなめらかな舌触りのクリームが出てくる。

正直かなりオススメなので、単品でも頼んでみて欲しい。

「ひとくちイカのスミ煮(530円)」

アミューズ代わりに頼んだのは、「黒船亭」さんの人気オードブルのひとつのこちら。

スルメイカイカ墨を使用したソースで煮込んだおつまみメニューで、イカ墨パスタのソースのような深みのあるソースで、ワインにも合いそう。

【まとめ】
不忍池を望む、京成上野駅すぐ近くのところにある老舗洋食店「黒船亭」さん。

創業は1902年で、最初は「鳥鍋」という料亭から始まり、カフェ、中華料理店を経て今の「黒船亭」になったのだとか。

長い歴史と場所の良さなどもあってか、数々の著名人も足を運んでいるそうで、かつてはあのビートルズのジョンレノンとオノヨーコ夫妻もここを訪れたのだとか。

この日は休日の12:10に訪問し店内は満席。
4〜5組待ちで、13:10に着席したが、1時間待ちと休日とは言えかなりの人気ぶり。
その後も行列が絶えず、休日は1〜2時間待ちがザラのようである。

 

どのメニューも素晴らしく、クオリティは洋食店業界でもトップクラスかと。
アラカルトはもちろん、コースもあるので、会食などにも利用できそうである。